2005年03月26日

■ 色彩デザイン 4 ■

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色の知覚的効果


 
色は置かれた条件によって見え方が変化する。
色の大きさ、背景になる色、照明、見る者との距離など、

多くの条件が色の知覚に影響を及ぼしている。

つまり、背景になる色や面積によって、同じ色が違う色に見えたり
違う色が同じ色に見えることもある。

また具体的な食事の場面を想定すると、料理の色は
器や付け合せになる野菜などの色の対比効果よって、

さらに美しく見せることも出来る。

このような色の見え方の変化は、無秩序に起こる
わけではなく一定の秩序を見出す事ができる。

色の見え方に関する具体的な傾向を把握する事によって、
様々な色彩計画や色彩選定の場面で、

選定した色がどのように見えるかを予測することができる。

視覚効果(錯視的色彩現象)として対比現象をみてみよう。

ある色が他の色と影響し合い、2色の色の差が
強調されるように知覚される現象を対比という。

色を観察する方法によって継時対比と同時対比に
分類される。

継時対比は、ある色をしばらく見た後で別の色を見ると、
その色が変化して見えるような、時間を前後して

色を見た場合の対比効果のことである。

また同時対比は隣り合った2色以上の色を同時に見たときに、
色の見え方が変化する対比効果のことで、

以下のようないくつかの対比効果がある。 


明度対比、彩度対比、色相対比、補色対比、緑辺対比。


  ■ 本日の課題  色彩デザイン 4 ■
  
 対比現象の実際を自分で経験してみよう。

今はどのパソコンにもペイントツールなり、お絵かきツールが
付いていると思いますので、そのソフトを使ってパソコン上で

色の知覚的効果を確認してみる演習です。

背景色として四角形ツールで大きな黒を描いて見ましょう。

その黒の中に4cm角ぐらいのグレーを置いて見ます。
その左側に、背景色として大きな白を描いて見ます。

パソコンによって白は描かなくてもいいかもしれません。
その白の中に4cm角ぐらいのグレーを置いて見ます。

背景色が白の場合と黒の場合で同じ明度の
グレー色を比べてみると、白の場合には実際より

暗く見え、黒の場合には明るく見える。
有彩色、無彩色にかかわらず、図の色と背景色との

明度差が大きいほど対比効果は強くなる。
これを明度対比といいますが、このようにいろいろと

対比現象の実際を、いろんな色をつかって
自分で確認してみましょう。


[ 参考HP ]

明度対比


◇◇
この章のキーワード

□暖色と寒色
□色の重たさ感
□膨張色と収縮色
□進出色と後退色
□鎮静と興奮
□色の見易さ
□負の残像
□対比現象
□同化現象
□透明視
□面積効果
□色の恒常性と色順応

 ◇◇

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Posted by junjin54 at 20:35│Comments(2)TrackBack(3)色彩デザイン

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この記事へのコメント
初めて書き込みさせていただきます。
2級カラーコーディネーターを取るときに、こういうことも勉強したなーって思い出しました。独学だったもので。実はデザインとは無縁の分野なのですが、大学2年のときにプリズムの実験で虹を見て、それから取ろう!と思った次第です。
Posted by ゲスト at 2005年03月26日 21:15
>基本的に勉強とか学習は独学の気持ちの方が、いいと思います。
ただ、情報過多の社会ですので何を体系立てて学習すればいいのか、そのヒントになればと、こんなブログを
書いてます。2級カラーコーディネーターの腕前を、ぜひトラックバックして下さい。お願いします。
Posted by ゲスト at 2005年03月27日 14:23
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